階段リフォームあれこれ
2023/06/27
戸建てであれば避けられない、階段のリフォーム。
毎日家族の行き来を支える階段だから、メンテナンスも大事。クロスの剥がれや踏板の傷、気になるきしみ音などなど、リフォームで改善したい箇所から、家族の変化に合わせて手すりの増設などのバリアフリー対策も大切。
今回はそんな階段リフォームに関するアレコレを、ひとつの記事にまとめてみました。
目次
主な階段の種類について
直階段
直階段とは、上階と下階を一直線で結んでいる階段です。折れ曲がらず真っ直ぐ上の階と繋がる形状は、日本の家屋では比較的メジャーなものになります。
踊り場を設ける必要がないため、狭小地で延床面積が限られる住宅に最適。狭いスペースにも設置することが可能なので、間取りの制限も緩めです。
直線なので見通しがよい、費用も比較的安価であるなどのメリットが挙げられる一方で、直階段は急勾配になりやすく、足を踏み外した際に一番下まで落下してしまう危険性があります。
新築時は気にならなかったけど、家族構成の変化やご夫婦の加齢などに合わせて、手すりなどの設置、場合によっては階段の中間地点に踊り場を設けるリフォームをおすすめします。
階段リフォームについて
手すりの増設
小さなお子様や、ご年配の方にとって、階段は日常的に使うものでありながら、転落のリスクも伴う、家の中でも「怪我につながりやすい」箇所でもあります。
もっとも手軽にリスクを軽減できる方法が、手すりの設置。体を手で支えることができるようになる手すりは、昇り降りが楽になるだけでなく、万が一足を踏み外した際でも、とっさに掴むことで下までの転落を防いでくれます。
体重のかかる場所なので、設置には必ず施工会社などに依頼し、丈夫な施工を心がける必要があります。それほど高額な施工というわけではありませんが、壁の下地を補強しなければいけない場合は少し費用が高くなり、工事も大掛かりになるケースもあります。